弊社作業場
皆さんこんにちは。
岡山県倉敷市でプラント配管工事・設備配管工事・製缶工事を手掛ける長塩工業です。
プラント設備や工場内配管において、「経年劣化による漏れ」や「施工不良によるトラブル」は、避けられない問題です。特に、腐食に強い素材として重宝される塩ビ管(塩化ビニル管)の施工において、現場担当者を悩ませるのが「50A」という境界線です。
本記事では、一般的な塩ビ管の施工方法と、長塩工業が現場で実践している「道具を自作してでも完遂する」独自の施工アプローチを比較・解説します。
■現場を襲う「配管トラブル」の負の連鎖

プラント配管の現場では、以下のような問題が日々発生しています。
経年劣化によるひび割れや漏れ
塩ビ管の場合、紫外線劣化や内部の薬品による硬化、あるいは振動による「クラック」と呼ばれるひび割れから漏れが発生します。
・仮修理(応急処置)の限界
漏れが見つかった際、多くの現場では「配管補修テープ」や「クランプ」による仮修理が行われます。しかし、これらはあくまで一時的な対応に過ぎません。特に圧力のかかるラインでは、仮修理箇所から再び漏れ出し、周囲の設備を腐食させる二次被害を招く恐れがあります。
・接着不備による抜け・漏れ
塩ビ管施工において最も多いトラブルが、接着剤の塗布不足や挿入不足による「抜け・漏れ」です。特に50A以上の塩ビ管になると、手作業での施工品質に限界が見え始めます。
・一般的な「塩ビ管施工」の方法と課題
まずは、一般的な施工方法とその限界について解説します。
・一般的な施工手順
まずは管を垂直に切ってバリを取り、接着面に油分や水分がないよう拭き取ります。受口と差口の両面に接着剤を素早く塗布し、手で押し込んで一定時間保持すれば完了です。
・50A以上の壁:人力施工の限界
呼び径40A程度までであれば、職人の力で十分に奥まで押し込むことが可能です。しかし、50A塩ビ管を超えてくると、管自体の重量が増すだけでなく、接着剤が乾き始めるまでの「引き込み抵抗」が急激に強くなります。
奥まで入りきらず、有効長が確保できない「押し込み不足」や、挿入後に手を離すと空気圧や反発で管が押し戻される「戻り現象」、焦って挿入することで接着層が均一にならず漏れの原因になる「不均一な接着」などの問題が心配されます。
これらの課題に対し、一般的な業者は「大人数で押し込む」か「無理やり叩き込む」といった力技に頼りがちです。
長塩工業は創業から20年以上、金属加工一筋で、さまざまな実績を積み上げてまいりました。金属配管をメインに据えながら、塩ビ管の施工も行っております。貴社の抱える配管のお悩みやお困りごとは、ぜひ長塩工業までお気軽にご相談ください。
無料相談・お見積りはこちら
https://nagashio-kougyo.com/contact
施工事例はこちら
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■長塩工業の解決策-道具を「買う」のではなく「作る」

弊社作業場
長塩工業では、50A以上の塩ビ管施工において、無理な力技は使いません。確実な施工品質を担保するために、「現場専用の治具(ジグ)を製作する」という選択をしています。
・レバーブロックとジャッキの活用
人力で入らない場合は、機械的な力を使います。しかし、塩ビ管を直接レバーブロックのチェーンで縛ると管に傷がつき、傷から割れが生じます。そこで、管を傷つけずに均等に引き込むための「自社製引き込み治具」の出番です。
・治具製作:製缶技術の応用
私たちは配管工であると同時に、製缶のスペシャリストでもあります。
たとえば、管の径に合わせた半円状のクランプ金物など、専用金物を自社工場で製作したり、治具にレバーブロックやジャッキをかけるためのフックを取り付けるなど、引き込みポイントを設置したりすることが可能です。
また、一箇所に負荷が集中しないよう設計し、管を「点」ではなく「面」で捉えて引き込む圧力の均等化を図っています。
・「買う or 作る」の判断がコストを救う
特殊な引き込み工具は市販もされていますが、非常に高価であり、かつ現場の狭いスペースには適合しない場合が多いです。「既製品を買って高い外注費を乗せる」のではなく、「現場に合うものを自社で作って最短ルートで施工する」ことが、結果としてお客様のコスト課題を解決し、工期短縮に繋がるのです。
長塩工業は、創業から20年以上、金属加工一筋でさまざまな実績を積み上げてまいりました。弊社は金属配管をメインに据えながら、塩ビ管の施工もおこなっております。貴社の抱える配管のお悩みやお困りごとは、ぜひ長塩工業までお気軽にご相談ください。
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■仮修理から「再施工」へ。耐性を高める重要性

経年劣化によるひび割れや溶接不良が見つかった際に、私たちが推奨するのは「正攻法の再施工」です。
・耐性と施工技術は比例する
漏れた箇所をパッチで塞いだだけでは、配管全体のストレスは解消されません。私たちは、振動や伸縮、支持不足など、漏れが発生した原因を分析し、再施工時は最適なサポートの設置や、治具を用いた確実な挿入を行います。
・確実な引き込みが生む「長寿命化」
治具を使って規定の深さまで確実に挿入された塩ビ管は、接着面が完全に一体化します。プラント特有の振動や温度変化などの環境下でも、非常に高い耐久性を発揮します。
・岡山県倉敷市から全国へ。長塩工業が選ばれる理由
有限会社長塩工業が、営業活動を一切せずにここまで成長できた理由は、「現場ごとの工夫」の積み重ねにあります。
弊社は自社一貫体制で、設計から製缶、治具製作、配管施工まで自社で完結します。5Sを徹底したクリーンな現場管理と熟練の知恵を活用して、若手とベテランそれぞれの良さを融合できる点も強みのひとつです。
岡山県内はもちろん、特殊な技術が必要な現場には全国どこへでも駆けつけます。
・50A以上の塩ビ管施工でお困りなら
「人力では入らない」「狭所で市販の工具が使えない」「他社に断られた」という時こそ、私たちの出番です。
・正しい施工が、未来のメンテナンスコストを下げる
配管トラブルの多くは、最初の施工時の「ちょっとした妥協」から始まります。
特に50A以上の塩ビ管施工において、治具を使わず無理に挿入された配管は、数年後に必ずと言っていいほど漏れを引き起こします。
「今、確実に直す」ことが、将来的な大きな事故やコスト増を防ぐ唯一の方法です。
プラント配管の穴あき、漏れ、難易度の高い塩ビ管施工でお悩みの方は、ぜひ一度、長塩工業へご相談ください。
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■豊富な施工経験と確かな技術は長塩工業

岡山県倉敷市でプラント配管工事・設備配管工事・製缶工事を手掛ける長塩工業では、製作物の高品質を維持するために新しくステンレス用工場を新設しました。
高い技術力を発揮するために、ベテラン職人と若手を含むチーム体制で作業を行い、製作物の戻りが発生しないよう、ベテラン職人による複数段階の製作物の確認工程を経て出荷しています。
弊社は特殊合金も取り扱い可能で、大手プラント配管業者と同様の工事を大手よりも少し価格を抑えて施工できるのも強みのひとつです。
配管工事について何かお困りごとやお悩みごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

