配管工はどんな服装で働く?おしゃれな最新作業着の特徴やおすすめブランドを紹介!

皆さん、こんにちは。岡山県倉敷市でプラント配管工事・設備配管工事・製缶工事などを手掛けている長塩工業です。


配管工事を行う際、重要なポイントの1つとなるのが「服装」です。服装は作業の効率や安全性に大きく影響するため、適切な作業着を選ぶ必要があります。近年ではデザイン性や機能性に富む作業着も登場し、おしゃれを意識しつつも安全かつ効率的な作業ができるようになりました。ここでは配管工の服装や、最新の作業着の特徴について解説します。




■配管工の基本的な服装



配管工の服装は、動きやすく頑丈な作業着に作業ズボンを着用するのが一般的です。また、万が一の事故から身を守るために、ヘルメットや墜落制止用器具(安全帯)、安全靴、手袋といった保護具の着用も必須です。配管溶接工の場合は、防火性能の高い作業着や手甲、脚絆も着用し、炎や熱から身を守ります。


また、パイプレンチなどの工具をジャラジャラ腰に下げるのも、決して「標準スタイル」ではありません。重い上に動きの妨げにもなるので、必要な工具だけを身につけるか持ち運ぶのが基本です。その他、作業内容や現場の環境に応じて、適切な服装や装備を着用する必要があります。




■作業着の種類


作業着にはいろいろな種類があり、作業内容や個人の好みに応じて最適なものを選ぶことができます。主な作業着の種類をご紹介します。



・作業用ブルゾン

最もメジャーな作業着の1つが「作業用ブルゾン」です。

普段の服の上からはおり、汚れから身を守ることができるため、現場の作業員だけでなく営業職にも愛用されています。最近では、カラーバリエーションも豊富になり、冷却用ファンが付いた空調服なども登場しています。



・作業用シャツ

作業用シャツは、作業用ブルゾンよりも軽くて薄いのがメリットです。ポケットの数はブルゾンよりも少ないのが一般的ですが、ポケットの多いタイプも登場しています。素材はポリエステル・綿・デニムなどさまざまで、デザインのバリエーションも長袖・半袖・ポロシャツなど豊富です。



・作業用ベスト

作業用ベストは袖がなく、より自由な動きが可能です。機能的には、ブルゾンとシャツの中間的な存在といえます。冬用の防寒ベストもあり、動きやすさを重視したい時に最適です。



・作業用つなぎ服

作業用つなぎ服は上下が一体化している作業着で、ジャンパースーツとも呼ばれます。ベルトを使用する必要がなく、作業中に上着がめくれたり、ズボンがずり落ちたりする心配がないのがメリットです。



・レディース作業着

近年では、建設現場で活躍する女性の増加に伴い、女性用作業着の種類も増えています。男性用に比べて、よりスリムなシルエットの製品が多く、女性でも着こなしやすいのが特徴です。




■最近流行している作業着の3つのポイント


作業着はすでに完成されたデザインであり、昔からあまり変化していないというイメージをお持ちの方もいるでしょう。しかし、これはまったくの誤解です。実は作業着は年々進化しており、デザインも機能性も強化されています。最近流行している作業着の特徴を見ていきましょう。



・タウンユース(普段使い)できる

従来の作業着といえば、いかにも「工事現場で働くための服」と感じられるデザインが多く、日常の外出時などに着用するのには適していませんでした。しかし最近では、タウンユース(普段使い)ができるおしゃれなデザインの作業着が増加しています。


これは、作業着や関連商品の販売で知られる「ワークマン」の功績が大きく、作業着に対するイメージを一変させました。カジュアル色の強い新業態の「ワークマンプラス」では、アウトドア・スポーツ・レインウェアなどを中心に商品を販売しており、職人以外の顧客層も取り込んでいます。スタイリッシュな作業着は、もはや珍しいものではないのです。



・細身のシルエット+ストレッチ素材

細身のシルエットにストレッチ素材を組み合わせた作業着も、最近の流行です。細身のシルエットはスタイリッシュで体が引き締まって見えるのが魅力ですが、膝・肘・肩まわりなどの間接部の動きが制限されるというデメリットがありました。これは動きやすさが重要な作業着にとっては大きな問題です。


しかし、柔軟性や伸縮性の高いストレッチ素材を使用することで、この問題をクリア。おしゃれなデザインと機能性を両立させられるようになりました。このタイプの作業着を着用すれば、ストレスフリーに作業ができます。



・フルハーネスに対応した空調服

ファンによって服の中に風を送り込んでくれる空調服は、夏場の必須装備です。暑さが厳しい環境での作業は熱中症のリスクがあるため、空調服を着用して行うのが一般的になっています。


かつては、フルハーネスの着用に対応した空調服は、それほど多くありませんでした。そのため、高所作業中は通常の作業着を着用せざるをえず、職人は非常に過酷な環境に置かれていたのです。


しかし、最近はフルハーネスに対応した空調服が増えており、この問題はほぼ解決されました。他にも、紫外線カット機能やフック掛け付きなど、暑さ対策や高所作業を想定した作業着が数多くリリースされています。




■おすすめの作業着ブランド5選



作業着を選ぶ時は、ブランドも重要なポイントの1つです。近年ではさまざまなブランドが作業着をリリースしており、特色豊かな製品が増えています。おすすめの作業着ブランド5選をご紹介します。


・ワークマン

ワークマンは、作業服や関連商品の専門店としては日本最大手を誇る企業です。オリジナルブランドも展開しており、前述したように作業着のカジュアル化を図り、デザイン性にもこだわった作業着を多数リリースしています。


代表的なブランドは「ワークマンベスト」です。他にも、形状安定ワイヤーを使用し衿を立てやすくしてあるTシャツや、通気性・遮熱性・冷感性に優れた夏向け作業着「アイスアシスタント」など、魅力的な製品がいろいろあります。コストパフォーマンスにも優れており、作業着を購入するなら真っ先に候補に挙げられるブランドといえるでしょう。


・EDW

EDWは、国内トップのジーンズメーカーとして知られるエドウィンと、ホームセンターを展開するカインズがコラボしたブランドです。エドウィンのデニム素材とストレッチ仕様を組み合わせ、動きやすさとフィット感を両立させています。デザインにもこだわっており、普段着として着用してもそれほど違和感がありません。


主なラインナップは、ライダース型ジャケットやスリムタイプのカーゴパンツ、おしゃれな作業シャツ、そして機能性を重視したベストなどです。どの製品も、ポケットに物を収納しやすく落ちにくいのが特徴で、動き回る必要がある時でも快適に作業できます。


・BURTLE(バートル)

BURTLEは広島県に本社を置くメーカーで、ワークウェアの企画や製造販売を行っています。「常に変化を恐れず未来に挑戦し続ける」をモットーに、従来のイメージを覆すような、斬新なデザインやカラーの作業着を作っているのが特徴です。


たとえば、半永久的に伸縮性が持続するストレッチジャケットや、オリジナルの製法を採用した動きやすい防寒作業着、そしてヴィンテージ風デザインの作業着など、数多くの魅力的な作業着を発売しています。値段もお手頃なのでコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。


・Jawin(ジャウィン)

Jawinは株式会社自重堂の作業着ブランドです。主に若い世代に向けて、作業着の機能性を維持しつつ、普段着としても使えるファッション性の高い作業着をリリースしています。ヨーロッパテイストのジャンパーやゆったりしたカーゴパンツ、冷却素材で作られたデニム生地の作業着など、ユニークで魅力的な製品ばかりです。


また、空調服のラインナップも豊富で、暑い夏場の作業をサポートしてくれます。機能性とデザイン性の両立を重視する方におすすめのブランドといえるでしょう。


・DAIRIKI(ダイリキ)

DAIRIKIは岡山県に拠点を置く作業着メーカー・大川被服が展開するブランドです。機能性を徹底的に追求しているのが特徴で、流行に流されずベーシックで落ち着いた印象の作業着をリリースしています。


定番の製品は「定王」と「麻王」の2つです。定王は従来型の作業着の形を保ちつつ、ワイルドさを加味したデザインになっています。麻王は、その名の通り麻を使った作業着で、高い通気性と強度を兼ね備えているのが特徴です。




■暑い夏場は肌着やズボンで暑さ対策を!



作業着の着こなしにおいて特に注意が必要なのが、とても蒸し暑くなる夏場です。夏場の作業現場は熱中症のリスクが高まるため、服装に注意して暑さ対策をする必要があります。そこで、夏場は以下のポイントを押さえて服を選びましょう。


・肌着で調節する

作業の安全性や効率を考慮すると、どれだけ暑くても作業着を脱いでしまうわけにはいきません。そこで、暑い時は肌着を変えてみましょう。夏用の肌着は汗を吸収しやすい素材でできており、大量の汗をかいてもあまりベタつかず、快適に作業を続けられます。


・夏用のズボンを着用する

作業中はズボンの中、特に股の部分の蒸れに悩まされる方が多いと思われます。そんな時は、夏用のズボンを着用してみましょう。冬用のズボンは保温性を重視して作られている一方、夏用は通気性を重視した織り方になっています。夏用のズボンを着用すれば蒸れ防止になり、暑さも軽減できるのです。ニオイや雑菌の繁殖も予防できます。




■まとめ


このように、作業着にはさまざまな種類があり、自分に合ったものを選択できます。「作業着って何だかかっこ悪い……」と思っている方は、ぜひワークマンなどお近くのお店に行ってみてください。作業着に対するイメージが変わるはずです。デザインと機能性を両立させた作業着を着用し、効率よく作業を行えるようにしましょう。


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