皆さんこんにちは。
岡山県倉敷市でプラント配管工事・設備配管工事・製缶工事を手掛ける長塩工業です。
皆さんは、食品プラントという言葉を耳にしたことはありますか。食品プラントは、毎日の食生活を支える重要な設備であり、人々の生活に直結しています。
ただ、食品プラントでどのようなものを生産しているかなど、食品プラントについて詳しく知る機会はあまりないかも知れません。そこでこの記事では、食品プラントの役割について理解を深めましょう。
■食品プラントとは?
食品プラントとは、加工食品や飲料などを生産する工場をさします。経済産業省の分類では、食品の種類により食品製造業(畜産・水産食料品、缶詰、調味料、パンなど)と飲料・たばこ・飼料製造業(飲み物・アルコール・タバコなど)に分類されます。
一方、製造している食品で分けると、固形食品と液状食品に分類できます。固形食品を製造するプラントでは加工食品が製造されており、液状食品を製造するプラントではミネラルウォーター・乳製品・液状調味料などが製造されています。
食品プラントは、人々が口にするものを製造しており、原材料として生ものが使われます。このため、材料や製品の保管方法、衛生管理の流れなどがプラントごとに工夫されています。
■プラント内で使う設備は、液状の製品によって異なる!
先ほど、液状食品について簡単に説明しましたが、液状食品の具体的なものとして、飲料・バター・クリーム・ヨーグルト・マヨネーズ・ドレッシング・フィリングなど、さまざまな食品が該当します。
液状食品の製造プラントとして稼働するには、製品に合った装置や機器が必要です。その中から、基本的な機器や装置を紹介します。
遠心分離機は、遠心力を使って固体と液体を分離させます。膜・フィルターは、純水を製造する場面で必要な装置です。原料をタンクに保存し、バルブで分量を調整しながらポンプを使って送り出します。熱交換器は、物の温度を調整するのに重要な機械であり、完成した液場商品は充填機を使って容器に詰めると完成です。
このように、それぞれの機器や装置が役割を果たすことで、ブランドとして稼働できるようになります。
■食品プラントで求められる衛生性・安全性!
食品プラントは、直接消費者が口にする食品を製造しているため、衛生や安全には十分気をつけなくてはいけません。プラント内の設備は、生産効率に加え品質を守るための機能が求められます。
プラントの運用には、異物混入を防ぐのはもちろん、無菌状態(アセプティック)を保ちながら管理・製造することが重要ですが、この技術は製品ごとに異なります。
例えば、食品プラントの作業現場に入る際は、手洗いの消毒に加え作業衣も清潔に保つ必要がありますが、乳製品を加工する際の無菌管理は、乳酸菌だけが残るように管理しなくてはなりません。また、工程面から見ると、同じ搾汁の作業でも、果物と野菜では方法が全く異なるのです。食品プラントの適切な運営には、技術面と衛生面の両方を兼ね備えることが求められます。
長塩工業では、研修制度が整っておりますので、入社時点では経験・未経験は問いません。実際に、未経験で入社したスタッフが、プラント配管工の仕事を一人で任せられるほどにスキルアップしています。大手飲料メーカーと取引させて頂いており、大手と取引するのに必要なスキルをしっかりと身につけることができます。
社員の頑張りは、臨時手当や昇給・昇格という形でしっかり評価しています。モチベーションを保ったまま腕を磨ける職場環境であり、仕事に必要な資格取得に対する支援も惜しみません。社員同士の仲が良いのも弊社の特徴であり、社内イベントも充実していますので、良ければぜひ参加してください。
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