皆さん、こんにちは。岡山県倉敷市でプラント配管工事・設備配管工事・製缶工事などを手掛けている長塩工業です。
弊社は、平成10年の設立以来、お客様の支えをいただきながら技術力を高め、成長を続けてまいりました。営業活動は一切行わず、仕事に対して真摯に取り組みを続けることで、今日に至ったと考えております。
今回は、弊社がどのように技術力を高めてきたのか、秘密やこだわりについて詳しくご紹介します。
■技術力を高めるためのこだわりとは
弊社が手がけているプラント配管の仕事は、化学・製鉄・石油・食品などさまざまなジャンルにわたっています。プラント配管は、工場における生産業務を円滑に進めるための重要な設備です。弊社では、工事施工後も保全業務を請け負い、設計から製作・加工・施工・管理・メンテナンス・保全までトータルサポートをお引き受けいたします。
プラント配管のジャンルによって、施工のこだわりに違いはありません。どのジャンルでもお客様のご要望に対して柔軟に対応し、配管に関するご相談にお応えできるよう、日々技術力を高めております。
技術力を高めるために、弊社が日頃の業務で心がけている主なこだわりは、以下の3つです。
・チーム制の導入による技術向上
社員の技術力を高めるために、弊社ではチームを組んで現場の業務に当たっております。具体的には、ベテラン社員・中堅社員・若手社員が1チームとなり、現場で若手社員がベテラン社員の技術を学べるよう仕組みを作っているのが特徴です。
お客様からご依頼をいただいた仕事に対して、ご要望にきちんとお応えできるチームになるためには、社員の技術力向上が何よりも重要です。新人社員に対する研修制度は特に設けておらず、実際の現場で学ぶことが上達への近道だと考えております。代表が社員に対して「見て盗め」と常日頃伝えているのも、現場で学ぶためのモットーです。
きれいで良い商品を、早く安全に作るためには、中堅・中堅・若手もしくは中堅・若手・若手のチームでは成り立たないのです。ベテラン社員のスキルや経験を中堅・若手に伝え、全社員が一丸となって技術向上に努めることが、お客様からお金をいただくための第一歩と心得ております。
弊社の理念「きれいなものを作る」には、任された仕事を全うできるよう、社員の技術を高めていこうという信念も込められているのです。
・基本に忠実に取り組む
弊社の代表が社員に常に伝えているのが、「誰が見てもきれいな製品をつくる」という考えです。この考えは、建築業や製造業にとって然るべき考えですが、実際の現場で実行できていないケースも多々見られます。
代表が常日頃感じているのは、およそ半数の会社は、人手不足というのも分かるが上記の考えが徹底されていないという点です。代表もしくはベテラン社員の目で確かめたうえで、お客様に製品を納品すべく、環境を整えております。仕事に集中して取り組むために、よほどのことがない限り残業もいたしません。
弊社の技術力は、まだまだ途上段階であると感じております。ただ、お客様に満足いただくためにすべき取り組みは何なのか・そのために自分たちで何ができるかなど、社員一人ひとりが考え、徹底的にこだわりながら仕事をしております。
例えば、現場で資材を置く際、下にブルーシートを引くことで資材の汚れを防げますが、このような当たり前のことができていない会社も意外と多いものです。現場の掃除が行き届いておらず汚いままであると、いい製品も作れませんし良い仕事もできないというのが、弊社の考えです。掃除は基本中の基本であるという考えを業務に反映、徹底し、お客様に安心してご依頼いただけるよう、真摯に取り組んでおります。
初心を忘れず、基本に忠実に取り組むことで、お客様から徐々に信頼いただけるようになりました。10年ほど前からは、リピートもしくはご紹介でのご依頼が増えてまいりました。弊社からの営業はほとんどしていないため、これまでの実績をもとにお客様からお声がけいただけることに、大変感謝しております。
・社員間での情報共有
弊社では、製品に不具合が起こったり現場でトラブルが発生したりした場合に、グループLINEを活用して社員同士で情報共有を徹底しております。通常の業務連絡以外に、グループLINEを通じて即座に事例を共有することで、同じようなトラブルが起こった際の対処法を検討できるほか、お客様からの問い合わせがあった際に素早い対応が可能です。
社員全員へ注意喚起を促すことで、本人だけでなく社員全員が気を引き締めて、同じ事例が起こらないよう業務に取り組めるようになります。
■社員への還元を増やすための取り組み
弊社の技術力は、社員の日頃の努力があるからこそ維持が可能です。弊社の利益を社員へ還元することで、社員はさらにモチベーションを高めて仕事に取り組んでおります。
弊社では、評価が高い社員は収入アップにつながる仕組みがございます。リーダーの年代は40歳前後が中心であり、臨時手当・昇給・昇格などの制度を通じて、常に高い目標を持って取り組んで行って欲しいと考えております。
リーダーになる要素は、お客様の要望に対していいものを納品するという事はあたりまえの上、どれだけ利益を残しながら現場を進めることができるかというところです。
また保有する資格を増やす努力や姿勢も重要です。仕事に必要な資格を取得するのに必要な費用は弊社が負担しているため、社員は資格取得のための学習や技能の習得に集中できます。
社員への還元を増やすためには、会社の利益アップが必要不可欠です。会社のためになる仕事をすれば、利益率も高くなるため、近年では社員の自発的な行動も増えてまいりました。社員のさらなる成長を目指し、弊社が社員に求める目標も高くなっておりますが、社員はこれに応えられる実力を十分備えていると自負している次第です。
■今後弊社が目指す方向性とは
先ほどご紹介した弊社の理念「きれいなものを作る」は、今後も変わることはありません。誰が見てもきれいなもの・いいものを作り、その対価としてお客様からお金をいただくという基本的な業務を全うすることが、弊社が取り組むべき使命であり、目指す方向性であるのです。
建築業全般が人手不足であることは、多くのお客様がご存知でいらっしゃいます。とはいえ、人手不足だからと言ってお客様にご迷惑をかけることは絶対にしてはならないのです。お客様からお任せいただいた仕事に対して、ご満足いただける仕上がりにするためには、弊社の理念が欠かせません。
今後も、お客様からご依頼をいただく仕事に対して、常に同じ姿勢で取り組みます。20社ほどある協力会社とタッグを組みながら、社員が一丸となってきれいなものを作っていきたいと意気込んでおります。
■まとめ
弊社は、本社を構える岡山県倉敷市をはじめ、全国のプラント配管においてトータルサポートをご提供可能です。自社一貫対応により、お客様のご要望を抜かりなく現場に反映できるのが、弊社の大きな強みです。
プラントのメンテナンス需要は、日本国内で高まっており、弊社でも既存プラントのメンテナンスのご依頼が増えております。経験豊富な社員が迅速に対応いたしますので、プラント配管に関するお困りごとやご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
