社会のインフラを支える責任にやりがいを感じませんか?

 

人生の三分の一を占めると言われている仕事は、生きてゆく上で必要不可欠なもの。

だからこそ仕事選びは慎重に行う必要があります。


最近ではAIの台頭などにより、いくつかの仕事は今後ロボットに取って替われられるとも言われており、職業選択の重要性も増しているように感じられます。


その点、ライフラインを根底から支えている配管工は、今後も必要とされていく需要のある職業だと言われていますので、安心して実績を積むことが出来ます。



そんな社会のインフラを根底から支えている配管工とは、一体どういった仕事内容なのか?

わかりやすくご説明した上で、仕事内容やその後に繋がるキャリアをご紹介致します。




1.配管工とは?


配管工とは配管工事を専門としている技術者の事を指します。技術職であるものの働く上で必要になる資格はなく、職人の様な側面も持つ職業と言えるでしょう。


建物があっても、そこに人が住み生活を築けるようにするためには配管工事が必要不可欠です。給水管や排水管などを繋ぎ水のライフラインを整えるだけでなく、エアコンのような冷暖房機の換気に必要な設備などの取り付けも任されています。



施工した設備は老朽などの理由で、定期的なメンテナンスや修理なども必要になっています。こういった理由から配管工の需要が尽きることはありません。


そんな配管工になる方の多くは、職業訓練校などで配管工としての専門技術を学んだ上で目指す方です。


設備工事を取り扱っている会社へ就職し、施工に必要な知識を見習いとして吸収して技術を磨いていく方もいます。資格がなくとも意欲さえあれば、配管工として働きながら技術を磨く事が可能です。




2.配管工はこんな人に向いている!


人知れずに努力するのが好きな人



配管工事とは建築物に人が住まえるようライフラインを築く重要な作業です。

しかしその重要性とは裏腹に、配管が表に出ないようあらゆる工夫を持って隠されるもの。努力し技術を積み重ねた配管作業も、ひと目につくことはありません。


それでも自身の作業をミスなくコツコツとこなす必要があります。他人に認められるためではなく自身が納得出来るものを目指す、まさに職人気質の人が向いていると言えるでしょう。飽きっぽい人やズボラな作業で手を抜いてしまう人には向いていません。



体力に自信がある


配管工事は資材を加工し組み立てていく職人的な職業であるがゆえに、肉体労働が必要とされています。

水道管の施工を例に出せば、一本の長さは4~5メートルほどで、重さはおよそ100kgにまで及び、それらを持ち運びしなければならないのです。


そして肉体労働は下積み時代だけではありません。

技術力が上がり実績を積んだ後でも、現場全体を把握するため様々な箇所をミスなく管理する必要があります。

規模が小さい作業であれば一人で担当するため、求められる肉体労働も一人でこなさなければなりません。


配管工事における作業は体が資本です。無理をして体を壊してしまうことのないよう、体力には自身がある人が向いているでしょう。



集中力を維持する忍耐強さがある



配管工事は様々な場所で行われていますが、いずれもスペースが狭くなっています。

狭い空間での作業は通常よりも労力が必要になり、人によっては精神的にもすり減ってしまうでしょう。


また空間だけではありません。夏場や冬場といった環境の変動を受けやすい状況で作業しなくてはいけないのです。

配管を設置する床下や配管専用の空間(パイプシャフト)は、冷暖房が届きにくい上、外の環境による影響を受けやすく、暑さや寒さが季節によって大幅に変動します。


このような状況下で投げやりにならず、ミスなく作業をこなせる忍耐強さが配管工をする上で必要不可欠です。




3.配管工の仕事内容


住居やビルのような一般建築から、病院や公共施設といった様々な建築物を根幹から支える仕事です。インフラを支え続ける必要があるため、人間社会において必要不可欠な需要のある職業と言えるでしょう。


配管に必要な機材や材料を搬入することから始まり、図面を見て配管する箇所の寸法を測定します。その後配管を適切にするため角度計算などを行い、パイプを加工していきます。


この加工に必要な技術力が足りなければ、配管の中身が漏れ出してしまう問題が起きてしまいますので、配管工として腕の見せ所になっています。




4.配管工にも種類がある



配管工事とひとえに言っても「ガス配管」「給水管」「空調配管」「衛生設備配管」のように、様々に分類されています。


それぞれの工事に必要な知識や技術が異なるため、基本的にはメインとなるジャンルを決めて技術力を磨く人が大半でしょう。



給排水衛生設備配管工


お風呂や手洗い場といった上水道から、トイレのような下水道まで、一般住宅には必要不可欠な給排水設備の設置を請け負います。他にも下水関係の工事も担当する事があります。


空調配管工


様々なテナントが出店していたり、人の行き来が多いビルでは空調の管理が必要不可欠です。空調配管の工事により、ビル内部の温度調整を可能にしているのです。配管工事の際排気ダクトなどの設置も行う必要があります。


ガス配管工


都市ガスなどの供給は1つ間違えば利用者の命を奪ってしまうほどの危険性も。そのため、中毒やガス漏れといった事が起きないよう適切な施工・技術力が求められます。


病院で用いられる窒素や酸素のような専用の医療ガス配管に関しては、医療ガス配管工と呼ばれ、ガス配管工とは区別されています。




4.配管工のキャリアパス


資格がなくても始められる配管工とご紹介したものの、それは見習いとしてのこと。見習いのまま配管工を続けるだけだと、技能は向上するもののキャリアを積み上げる事は出来ません。


技術に自信が付き始めたら、まずは国家資格である配管技能士の取得を心掛けてみては如何でしょうか?配管技能士は3級の初級技能者から始まり、2級の中級技能者、1級の上級技能者と分類されており、この資格を取得する事が技術力の高さを証明することになります。


更に配管工からのステップアップとして、管工事施工管理技士という国家資格も存在します。現場で指揮をとり各配管工事の管理をする資格で、こちらも1級と2級に分けられています。


しかし、前述した配管技能士に比べ取得難易度はあがっています。まずは下積みを重ね国家資格である配管技能士の取得を目指してみては如何でしょうか?




まとめ



仕事を選ぶポイントは人それぞれですが、配管工は需要が高い為末永く続けることが出来ると言われています。配管工などの技術職は、積み重ねた技術力が失われることはありません、職人として長く活躍したいとお考えの方に向いていると言えます。